毎年恒例のこの時期、京都家元で催される、池坊最大・最古の花展です。
旧七夕会とは
そもそもは、平安時代以降、宮廷で行われていた「七夕花合わせ」が元のようです。江戸時代以降、後水尾天皇は32世池坊専好を招き、宮中で大立花会をたびたび催しており、池坊でも七夕立花会を催す許しを得たのだそうです。江戸時代より京洛の年中行事として盛会だったとのこと。明治以降は、後水尾天皇の弔日の9月11日に代えて続けられ、そのときより「旧」七夕会となり、その後、花材の豊富な10月へと、また農繁期を避けて、現在の11月へと、開催期日を変えながらも、伝統の花会は今日まで続いているのです。
2009年11月15日(日)・16日(月)、池坊会場・WEST18ビル7Fにて、小品自由花を出瓶しました。